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核ゲンバクって!

「構成詩劇」核、ゲンバクって?

 死んだ少女
          ナジム・ヒクメット
扉を開けて 叩くのはわたし
どの家の扉も わたしは叩くの
あなた方の目に わたしは見えない
死んだ人は見えないのだから
わたしが死んだのは ヒロシマ
たくさんの年がすぎてゆきます
いつまでもわたしは七つ
死んだ子は年をとらないから
炎は わたしの髪の毛を やき
炎は わたしの目に かぶさり
ひとにぎりの 灰に わたしはなり
灰は 風に 運び さられ……
おねがい! けれどわたしのためでなく
わたしには パンもお米もいらないの
アメだって食べられないの
木の葉みたいにもえてしまったから
署名してください おねがい
地球のうえのすべての人に
子どもが 炎に やかれないために
子どもが アメを たべられるために
              「死んだ少女」(国文社刊)56・11

「構成詩劇」
  核、ゲンバクって❓
    構成・演出 三條三輪
           虹企画/ぐるうぷ・しゆら上演台本

 ごあいさつ      
    三條三輪
お暑い中お出かけくださいまして有難うございます。
一方で「平和の祭典オリンピック」を開催しながら、その外では世界中がキナ臭い戦争の匂いが立ちこめ、「核を使うぞ」という脅迫の声が聞こえます。
原爆投下の時は世界中が震撼し、峠三吉、三好達治など、日本の詩人たちは勿論、ナジム・ヒクメットをはじめ世界中の詩人達から、(詩人でない人からも)見切れない程の詩が日本に送られ、又当時のイギリスの名ギタリスト、ゲイリームーアは名曲「ヒロシマ」を作曲しました。それが八十年近い仮平和の中で原爆の姿は八月六日の偉いさんのセレモニーをTVで見て慌てて思い返したりするなど、ウスマッテイルようです。今、人類は最大の絶滅危惧種という声もあります。ゴマメといたしまして、今一度原爆を検証しようと昨年に続いて「核、ゲンバクって?」の再演を思い立ちました。
幸い今回も前回と同じく熱い心を持った芸達者の俳優さんたちが集まって、被ばくお一人お一人の思いをと研鑽してくれました。どうぞ一夕、世界で只一つ原爆の真の姿を知る国の、又世界で只一つ、原爆廃止をさけぶ真の資格を持つ国の、ゴマメの小さな歯ぎしりをお聞き頂けましたら幸いと切望致しております。
 

 2024虹企画/ぐるうぷ・しゆら 100 回 公演

  「構成詩劇」核、ゲンバクって? 
構成・演出 三條三輪
照明    大島孝夫
舞台監督  桑島義明
場所 虹企画ミニミニシアター
8月 3日㈯PM5時~
  4日㈰PM5時~

「構成詩劇」
核、ゲンバクって?
     構成・演出 三條三輪
            虹企画/ぐるうぷ・しゆら上演台本

          
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